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宝山鋼鉄 併合と拡張で持続的な発展
2005 -9 - 10 9:15

 宝山鋼鉄が生産を開始して20周年を迎えるが、この製鉄業の「航空母艦」は、新しい「航程」を切り開いている。このほど、宝山鋼鉄グループが明らかにしたところによると、「第11期五カ年計画」期間中、新しいプロジェクトの拡張及び合併と再編を通して、持続的な発展を実現し、世界一流の多国籍企業を目指しているという。

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 1985年9月に生産を開始して以来、宝山鋼鉄は、国家の投資建設と自身の累積で、次第に国内をリード、世界一流の製鉄設備と生産技術を持ってきた。1998年、上海鋼鉄、梅山鋼鉄と合併し、上海宝山鋼鉄グループ会社を創立した。数年来、宝山鋼鉄は、技術革新、新製品の開発、資本運営など多方面で業務を進めており、中国で最も競争力を持つ製鉄企業に成長してきた。2004年末に、スタンダード&プアーズ社は、上海宝山鋼鉄グループ会社の信用等級を、「BBB」から「BBB+」にアップグレードし、会社信用等級の前期展望はいずれも「穏やか」だと明らかにした。また、このほど発表された「フォーチュン」誌の2004年度世界ビッグ500の中で、宝山鋼鉄グループは309位となり、2003年より63位上がったという。

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 計画によって、2008年3月、新しい中厚鋼材の生産ラインは、宝山で生産を開始する。近代化した生産ラインが作り上げられた後、浦鋼も宝山鋼鉄と一体化する整合範囲に組み入れられ、このため全グループ下の大型製鉄の子会社で生産経営の一体化を実現させた。同時に、宝山鋼鉄の責任者は、これからの五年間、国家製鉄産業の政策と経済発展の需要に基づき、宝山鋼鉄は、積極的に自身の規模を拡大し、技術革新と新しいプロジェクトの拡張を通じて、これから五年間の製品付加価値をますます高めていく。宝山鋼鉄の計画によって、2010年までに、国内市場での占有目標は、自動車用鋼材は50%以上、電工と家電用鋼材は40%以上、パイプ用鋼材は40%以上、造船用とステンレス鋼材は30%以上となり、それによって鋼鉄の生産規模と製品技術で、世界一流の多国籍企業のレベルに達していくという。

(編集:高冠毅 写真:宝鋼日報) 

 
 
 

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