「中米新市場経済(上海)・経済学者上海円卓会議国際フォーラム」は8日、上海錦江小礼堂で開催された。フォーラムのテーマは「調和、持続可能、高成長」だ。
席上、復旦大学の華民教授は、「中国国内の就職率を優先考慮する上で、アメリカ側の人民元切り上げ要求が理屈に合わない」とスピーチした。
しかし、華東理工大學商学院石良平院長とアメリカアジア研究所張欣所長はそれぞれ異なる意見を述べた。
石院長は「目下、事実上の固定レートを放棄するこそ、国内生産の能率を高めることができる」と言い切った。
張所長は、人民元切り上げ幅を「仮に5%−7%に設定したら、中国の国際収支のバランスを崩さないだろう」と薦めた。
同フォーラムは北京大学、上海交通大学、米国アリゾナ州立大学と「解放日報」が主催した。
会議の参加者は華民教授、石良平院長、張欣所長のほかに、2004年ノーベル経済学賞を獲得したプレスコット氏、「歴株」と呼ばれる歴以寧氏、復旦大学の袁志剛教授、アリゾナ州立大学のバックKW・ペイ教授らで、それに加えて、復星集団の郭広昌氏、オラクル社中国区董事総経理の李紹唐氏ら有名な会社のCEOも招かれた。約300人が同会議に参加した。
(章坤良 写真も)
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