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共産党と国民党のトップ会談―台湾のWHOへの参加問題などを協議
2005 -4 - 30 0:37

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 中国共産党の胡錦涛総書記と中国国民党の連戦主席は29日午後北京でこの60年来初めての両党のトップ会談を行い、双方は、一つの中国の原則を表す「92年の共通の認識」を堅持し、"台湾独立"に反対することで一致に達した。

  両党のトップは会談後発表した共同コミュニケで、双方は、<1>対話の早期再開<2>大陸と台湾の敵対状態を終結させて軍事衝突を防止<3>大陸と台湾間の直行便実現や共同市場の検討などの経済交流<4>世界保健機関(WHO)総会など国際活動への台湾参加検討<5>党員相互訪問など両党の交流定期化――の5点を進めることで合意した。

 胡総書記は会談で「両党は歴史的な一歩を共に踏み出した」と意義を強調した。連主席は会談で「歴史は過去のことであり、未来はわれわれの手の中にある」と未来志向を強調した。

 国共トップ会談は1945年の蒋介石と毛沢東の「重慶交渉」以来60年ぶり。敵対関係にあった両党は和解へと大きく前進。

 中国大陸側は胡総書記のほか、呉儀副首相(経済貿易担当)や陳雲林・台湾事務弁公室主任らが会談に出席した。

                      (章坤良 写真:新華社)

 
 
 

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