上海―北京高速道路(江蘇省淮安市あたり)で29日夜、塩素35トンを積んだタンクローリーが横転、漏れ出した塩素ガスにより27人が死亡したほか、周辺3郷、鎮の住民300人以上がガス中毒となり、285人が病院で治療を受けている。
30日午前の段階でタンクローリーには約10トンの塩素が残っており、地元当局が周辺住民約1万人を避難させ、高速道路(約110キロ)を約20時間封鎖した。
タンクローリーはタイヤが破裂してトラックと衝突、双方が横転し、トラックの運転手が死亡、タンクローリーの運転手が拘束された。
中国共産党中央委員会政治局常務委員、国務院副首相黄菊氏が直ちに指示し、事故調査グループを発足させた。
(章坤良 写真:東方ネット)
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