日本で有名な女優山口百恵さんは去年、インタービューで「私は中国楊貴妃の末裔だ。」と述べており、みんなをびっくりさせた。最近、発表した調査によると、山口百恵の祖先は楊という名字だけでなく、浙江三門楊氏が日本の山口一系の末裔だ。山口百恵さんは自分の祖先は楊という名字である中国人のため、楊貴妃の末裔だと思っていたらしい。
浙江三門湾の畔の海の入り口には渓頭楊という村があり、そこが山口百恵さんの祖先の源だ。渓頭楊村の《石林楊氏宗譜》に「安雷、字汝平、号明州、去寧波失。」と掲載してある。また、楊明州氏は優れた教育を受けていたという。
1986年の春、日本山口家は康熙29年(1690年)の楊氏宗譜を持って杭州へ祖先をたずねた。それに記載してあるように、その一世の祖先は楊明州氏だ。山口家の祖先に流れたように、楊明州の家は浙江沿海のある楊氏村にあり、村の前には渓流がある。同氏は寧波に行く途中で台風に遭われ、海上で28日間漂流した後、やっと琉球の八重山にたどり着き、そこに定居した。
山口家は祖先を訪ね、臨海、三門沿海の楊氏村を目標としており、ようやく三門県の沙柳鎮渓頭楊村の《石林楊氏宗譜》の7ページに「安雷、字汝平、号明州、去寧波失。」の記載を見つけた。山口家の宗譜と浙江楊氏の宗譜と似合った。しかし、「字」と「号」から分析すると、楊明州氏はきちんとした教育を受けたことも事実だ。
この結果は日本古堅と山口家に認められた。1998年2月、日本古堅と山口家は三門県沙柳鎮渓頭楊《石林楊氏宗譜》に改めて入れ、正式に祖先と認められた。
(曹 俊)
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