デンマーク政府が5日明らかにしたところによると、中国人芸術家・艾未未氏に2010年上海万博に出展する「人魚姫の像」の身代わりを作ってもらい、来月4月にデンマークの首都・コペンハーゲンにある「人魚姫の像」の元の場所に設置する予定だ。
デンマーク経済・貿易部の発表によると、「人魚姫の像」の身代わりは、両国文化の交流を示し、デンマーク国民とコペンハーゲンへの観光客に新しい視覚衝撃を与えるものだ。
デンマーク副首相兼経済・商務大臣のLene
Espersen女史は、同日午後の記者会見で、「中国人芸術家のデザインした『人魚姫の像』の銅像の相互交換は、デンマークと中国文化交流の重要なプロジェクトだ」と語った。
駐デンマーク中国大使の謝杭生氏によると、中国人芸術家のデザインはデンマークに伝統的な中国文化と現代芸術を結ぶ特別な要素をもたらすという。
艾氏は1957年北京生まれで、2008年北京五輪・「鳥巣」デザイン案落札者の中国側顧問で、主要なデザイン作品は北京SOHO現代景色などである。
(編集:曹 俊)
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