浙江省杭州市余杭区にある良渚文化の玉架山遺跡で13日、符号が刻まれた「大玉壁」が出土した。専門家によると、浙江省で発見された大玉壁の中では過去最大のものだという。
大玉壁の直径は24.6センチ、厚さは1.5センチ。符号は玉壁の正面と裏側のくぼんだ縁に刻まれていた。二つの符号はおそらく先史の文字符号、いわゆる以後の文字と見られ、宗教信抑を映したものと考えられる。
良渚文化:およそ5300−4000年前。1936年に杭州市余杭区の良渚鎮で発見されたのがその名の由来。浙江省と江蘇省、上海などに広がる、新石器時代の長江下流で最も重要な考古学文化だ。
(中国国際放送局・日本語放送)
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