第61回カンヌ国際映画祭が25日閉幕し、フランスのローラン・カンテ監督の作品「クラス」が最優秀作品賞に当たるパルムドールに選ばれた。フランス映画の同賞受賞は21年ぶりだという。今回のカンヌ映画祭に出品された中国映画4作品はいずれも受賞を逃した。
また、審査員大賞はイタリアのマッテオ・ガローネ監督の「ゴモラ」、監督賞はトルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(「スリー・モンキーズ」)、男優賞はアメリカのベニチオ・デルトロ(「チェ」主演)、女優賞はブラジルのサンドラ・コルベローニ(「リナ?デ?パッセ」主演)がそれぞれ獲得している。
|