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西安碑林博物館、唐代詩人廖有方の墓誌銘を発見
2008 -2 - 28 8:38

  西安碑林博物館は先般、収蔵された文物の中から唐代詩人の廖有方氏の墓誌銘を発見した。  

  西安碑林博物館保管部の張安興副主任は偶然発見された石碑が唐代詩人の廖有方氏の一生の事績を記述したと説明した。  

  廖有方氏の故郷は大唐安南都護府の管轄地の交趾で、即ち今のベトナム北部地域である。墓誌銘の記載では廖有方氏は若いとき、「由是仍振、文筆聞交趾」で、即ち若い時、骨身を惜しまずに勉強し、詩文に熟練、交趾全域でよく知られる。

  また、廖有方氏は青年時代に散文大家の柳宗元氏に出会い、後者を非常に敬慕するため、詩文を捧げて教えを請う。柳宗元氏は上品の風格を示すと賞賛するほかに、柳宗元文集に収録される「送詩人廖有方序」と「答貢士廖有方論文書」の2編の文章を書いて贈り、激励と指導を与える。

 唐憲宗元和11年、即ち西暦紀元806年、廖有方氏は京城の長安で進士に合格し、官途に就き、唐の京兆府雲陽県知事、朝廷校書郎などを務めたことがある。

 
 
 

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