英タイムズ紙系列の高等教育情報専門の別冊「THES」は8日、最新の「世界大学ランキング」を発表した。ハーバード大学が去年に引き続きトップで、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、イェール大学が2位で並んだ。英国の教育専門家は、英国と米国の大学の差が小さくなってきていると分析している。「新聞晨報」が伝えた。
「THES」の責任者であるマーティンインス氏によると、大学ランキングは、大学や企業経営者、各分野の専門家ら数千人へのアンケート結果に基づいて、半年をかけて作成された。学生が大学を選ぶときの参考にしてもらいたいという。
ランキング作成にあたっては、大学の科学研究能力(40%)、経営者や企業の学生に対する満足度(10%)、教師と学生と比率(20%)、論文の引用される比率(20%)、海外からの学生の比率(5%)、海外出身の教職員の比率(5%)などが審査の対象として重視された。
上位100大学のうち、北米大陸の大学は昨年よりも6校増え43校、欧州の大学は6校減って35校、アジアの大学は1校増えて13校。アジアでトップは東京大学の17位だった。中国大陸部の大学は、北京大学が昨年の14位から下がって36位、清華大学が28位から下がって40位だった。
(中国国際放送局)
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