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3社の海外映画会社、上海で海賊版をめぐった訴訟、裁判所の支持を得た
2007 -3 - 8 11:02

 新華社上海3月6日発 上海市第一中級人民法院が3月6日、3社の海外映画会社が海賊版事件をめぐって、訴訟を起こしたことに対し、公開的に審理をした。その判決結果は上海楽影音影製品有限公司が権利侵害のDVDディスクを販売禁止し、原告-ニューライン社、ディズニー社とワーナーブラザース社に経済損失及び合理的な費用を賠償し、総金額は2万5000元だ。

 ニューライン社は映画「ロードオブザリング:指輪の仲間」の著作権者、ディズニー社は映画-「ナショナルトレジャー」、「The Incredibles」の著作権者、ワーナーブラザース社は映画−「ビフォアサンセット」の著作権者だ。06年7月、上記の3社の会社の社員が上海楽影公司から上記の映画の海賊版DVDを購入し、また購入の手続きに対し、公証を行った。その後、上記の3社は上海市第一中級人民法院に権利侵害の賠償訴訟を起こし、楽影公司に海賊版作品の販売を停止し、公開的に謝り、また経済損失と合理的な費用を賠償するよう要求した。

 同時にアメリカのColumbia Pictures Industries、ユニバーサルシティスタジオ社、20世紀フォックス社、パラマウント社も上海市第一中級人民法院に楽影公司への訴訟を起こした。同時にDVDの経営業者−陳黎氏をも提訴した。

 3月6日、上海市第一中級人民法院はニューライン社、ディズニー社とワーナーブラザース社の3件のケースに対し、審理を行い、被告の楽影公司が応訴しておらず、同時に書面答弁をも行っていなかった。法院が法律に基づき、引き続きこのケースを審理した。

 上海市第一中級人民法院の審理結果では、楽影公司はニューライン社、ディズニー社とワーナーブラザース社の映画放映権を侵害し、権利侵害行為を停止し、また経済損失と訴訟費を賠償することになる。具体的な賠償金額が法院により決まる。楽影公司が映画の放映権と財産権を侵害しただけであるため、原告の謝罪請求が法律依拠に欠けている。従って、法院は楽影公司が上記の海賊版DVDの販売を停止し、ニューライン社、ディズニー社とワーナーブラザース社にそれぞれ7000元、1万2000元と6000元の経済損失を賠償すると言い渡した。

 
 
 

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