ファッションデザインを学ぶため、東京を離れ、遠くから母親の故郷・上海にやって来た東京の男の子・小野澤豊さんは、上海で人生の新しい1ページを開くとは思わなかった。
11月末、中国のトップクラスのファッションデザインコンテストと呼ばれる第15回中国「真維斯」カップ?カジュアルウェアデザインコンテスト決勝戦で、上海大学のパリ国際ファッション芸術学院大学二学年の小野澤豊さんは、数十の国と地域の専門的学校からの選手たちと競ったところ、チャンピオンに輝いた。この13年来、上海の大学生が、同コンテストで獲得した最高の栄誉となっている。
(編集:高冠毅)
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