映画『無問道（インファナル・アフェア）』の劉偉強・麦兆輝監督が、きのう新作『傷城』の撮影をスタートさせた。麻薬密売グループと結託している警官の物語で、梁朝偉(トニー・レオン)や金城武らが出演する。来月１０日にはヒロインが発表されるが、台湾の女優・舒淇（スー・チー）が最有力候補と見られている。

　きのうは、香港・ツェンワンにある芙蓉山の竹林禅院でロケが行われ、主演の梁朝偉や杜藷聰Vらが姿を見せた。もうひとりの主人公役には金城武が決まっている。梁朝偉と金城武が映画で共演するのは、１９９４年の『重慶森林（恋する惑星）』以来だ。 　ヒロイン役は、台湾の女優・舒淇が有力候補と見られている。鄭秀文（サミー・チェン）や徐若叙・(ビビアン・スー)らも候補に挙がっていたが、体調不良などを原因に辞退している。 　

　舒淇は現在、韓国映画『黒庶・老婆３』の撮影中で、８月初旬から本作の撮影に参加できる見込み。

（ＣＲＩ）