世界の打楽器界におけるトップコンテストとして「世界マリンバコンテスト」が創始されて今年で第四期になる。12月4日から11日まで、このコンテストが初めて上海で開催され、これからドイツのシュツットガルト、中国の上海、日本の東京の間で順番に行われることになっている。
「マリンバ」は元々アフリカの打楽器である。これを名付けた「世界マリンバコンテスト」は現在国際打楽器界におけるトップコンテストとして、三年に一度開催されることになっている。選考委員会委員はすべて世界打楽器界で名高い専門家である。今回のコンテストは上海音楽学院から主催され、「三輪制」という規定により実施される。第一回では選手が規定曲目と自選曲目を演奏しなければならない、第二回に進むと規定曲目および中国人作曲家瞿小松氏の新しい作品を演奏することになる。第三回の決勝戦において選手は自選曲だけでなく、交響楽団と合奏する協奏曲を演奏しなくてはならない。
主催側としての上海音楽学院は12月3日から「2005年上海国際打楽器フェスティバル」を開催する予定だ。その際、アメリカからシンシナチ打楽の楽団、オーストラリアのSYNERGY打楽団、日本大倉打楽の楽団、中国台北の打楽楽団および上海音楽学院打楽楽団はそれぞれ上海でコンサートを開催することになっている。
(編集:張 梅)
|