中国疾病対策センターのチーフアドバイザー曾光氏は28日、「新型インフルエンザの輸入感染例が増えていることから、近いうちに国内での二次感染の可能性が大きくなた。関係部門はこれに対応できる体制を整えた」と述べた。
曾光氏は「現状から見れば、国内での二次感染が確認されても、治療と感染拡大の防止は可能である。人々は緊張することより、予防措置をしっかりとることが大事だ」と語った。
なお、福州市と上海市の疑似患者(疑い例)は新型インフルエンザウイルスの感染が確認されたことにより、28日午後現在、中国大陸での輸入感染例は15人に上った。
また、この日、上海と広州から新たな感染疑い例2人が報告された。
(中国国際放送局)
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