全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長が27日北京で、アメリカのペロシ下院議長と会談した。
呉邦国委員長は「中米関係を発展させるためには、中心的な利益にかかわることを互いに尊重し、配慮することが重要であり、両国の間で利益の共通点は分岐点に比べ遥かに多い」とした上で、戦略的かつ長期的な視点に立ち、平等で互いに尊重し、内政に干渉しないことを前提にして、意見の食い違いや敏感な問題に適切に対処し、両国関係を推進していくべきだと強調した。
これに対し、ペロシ議長は「今回は、アメリカ議会下院と中国全国人民代表大会の関係を推進し、エネルギーや気候変動への対応などについて交流するための訪問であり、両国の関係発展に新たな活力を注ぎたい」と語った。
(中国国際放送局・日本語放送)
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