ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>中国
 
中国、行政問責制を整備、幹部の統計ごまかしに歯止め
2009 -5 - 18 9:00

新華社北京発

 国家統計局の馬建堂局長は14日、『統計法律・紀律違反行為処分規定』は幹部の統計ごまかしに対し、行政問責制度となると語った。  

 馬建堂局長は『統計法律・紀律違反行為処分規定』座談会で次のように語った。監察部、人力資源和社会保障部、国家統計局はこのほど、この規定を共同発表し、幹部がそれぞれの地方や部門、職場の統計不実に責任を取ると規定している。  

 今後、人命や財政の安全を脅かす事故、社会の調和や安定を揺るがす治安事件だけでなく、統計データごまかしに対しても、行政問責を行い、関係幹部の責任を追及する。  

 統計法の規定によれば、統計データは統計機関が法定手順に応じて査定し、地方幹部が統計データに対して許認可権限を持たないものだ。もし、地方の幹部は統計データを許認可し、しかも、統計機関に統計データ変更を要求する場合、統計法違反となる。  

 世界的な金融危機に対応し、穏やかで比較的早い経済成長を維持する中で、法律や紀律に違反し、統計活動をわざと妨害し、統計をごまかす行為に対し、どんな機関であろう、誰であろう、見つけ次第摘発し、しかも、規定に従って関係者を厳罰に処し、しかも、メディアを通じ、暴露するという。

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください