中国衛生省が9日発表したところによると、「世界中でA型インフル感染者数とその国の数が増加している」と述べた上で、今回のA型インフルに対して予防と監査に当たっている専門化チームの対応策として「海外からは検疫を強化し、国の境界での予防を徹底して行う。また、国内外を問わず、感染の可能性がある病例を発見次第、早めに措置をとる」としている。
8日、衛生省は「A型インフルエンザ(H1N1)の病例に関する救助活動の実施法」と「A型インフルエンザの診療方法(2009年試行第一版)」を発行した。
その中で、各省、自治区及び直轄市はA型インフルエンザの集中治療の病院をあらかじめ決め、各救急センターがその医療活動の運営を担当するとしている。
なお、5月9日8時まで、中国の内陸部からのA型インフルの病例と疑われる病例の報告はまだない。
(中国国際放送局)
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