第2回中国・欧州経済貿易ハイテク対話が7日ブリュッセルにあるEU・欧州連合本部で行われた。中国の王岐山副首相とEU
貿易委員会のアシュトン通商担当委員が共同で対話を主催した。
「危機の中でビジネスチャンスを見つけ、貿易、投資、開放により、経済の振興を刺激する」をテーマにしたこの対話では、貿易や投資、小中企業の協力、税関の協力、持続可能な発展、貿易と消費者保護、貿易と革新および交通輸送という7つの課題をめぐって討議した。
王岐山副首相は開幕式で、「国際金融危機の中、第2回中国欧州ハイテク対話を行うことは中国とEU
諸国との経済貿易協力の強化、中国と欧州の全面的な戦略協力パートナーシップの推進および、第11回中国欧州首脳会談の準備に非常に重要な役割がある」と述べた。
アシュトン通商担当委員は、「国際社会における中国とEU
の協調は国際的なチャレンジに対応することに重要な役割を果たしている。EUは中国と共に、貿易や投資の保護主義に反対し、各分野における双方の協力が絶えず成果を収めるよう促進させていく」と述べた。
この対話に中国商務省、財務省、税関総署、交通輸送などの部門の責任者、およびアシュトン委員ら10人のEU委員が出席した。
(中国国際放送局)
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