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李克強氏、インフルエンザA(H1N1)連合予防制御メカニズム専門家座談会を開催
2009 -5 - 6 8:50

新華社北京発 

 4日午後、中共中央政治局常務委員、国務院副総理の李克強氏は衛生部で座談会を開催、院士と専門家の意見を聴取、連合予防制御メカニズムの実施情況を調査した。李克強氏は「党中央、国務院の決定と手配を全面的に貫徹、連合予防制御メカニズムの作用を発揮させ、科学的で公開的に予防制御を強化、関連対策を着実に施行するように」指示した。  

 インフルエンザA(H1N1)(中国語名称 甲型H1N1インフルエンザ)の予防制御を強化するために、関係部門は連合予防制御メカニズムを構築、総合、税関、医療、保障、宣伝、対外協力、科学技術、牧畜獣医の8つの作業グループと1つの専門家委員会を設立、中央の統一的指導を受け、任務を分担しながら協力し、予防措置を着実にした。  

 インフルエンザA(H1N1)が国外で勃発以来、中央はタイムリーに対策を打ち出し、各地域・部門も迅速に動き出し、連合予防制御メカニズムを構築、一連の対策を講じ、メーデー連休期間で人民大衆の正常な生活と外出安全を保障した。当面、世界的に疫病情勢が進行した背景のもとで大陸部ではまだ病例がないが、しかし、感染の可能性が排除できない。そのため、十分に下準備を整え、秩序的で効果的作業を通じ、最も良い結果を勝ち取る。疫病を重大視し、前向きに対応し、連合で予防制御し、法に基づき科学的に処理する原則を固め、引き続き総合予防措置を取るべきだ。疫病は大陸部以外地域にとどまっていることで当面、入境検査を厳しくし、技術準備と物資準備を強化、治療病院を指定、インフルエンザA(H1N1)予防制御の応急準備を整えるように李克強氏は要求した。  

 また、関係部門の報告を聞き取った際、李克強氏は「インフルエンザA(H1N1)疫病に打ち勝つには科学技術に頼らなければならない。疫病予防制御に関する科学研究に力を入れ、科学的分析、科学的決定、科学的対応、科学的処理を実現、専門家委員会の指導の作用を発揮させ、第一線にある医療関係者の役割を果たし、早期に疫病すう勢を判明、なるべく早く新型テスト手段を押し広め、ワクチンの研究製造を急ぎ、世界保健機関と関係国家との協力を緊密化し、絶えず予防制御能力を高めるべきだ」と強調した。  

 衛生部応急指揮センターに十数台のコンピューターが配置され、スタッフは忙しい姿が見られている。座談会に先だって李克強氏は工作人員を慰問、関連情況を調査した。「指導を強化、各方面の協力を密接にし、科学的に調達、念入りに実施、予防制御方法の科学性、予防制御措置の有効性を確保、大衆の安全を保証しなければならない」と同氏は指摘した。  

 全国伝染病と突発公共事件網絡直報システム監控室で李克強氏は各地の即時報告事情を視察した。「情報の公開と透明は科学的予防制御にきわめて重要だ。情報公開発布制度をさらに完備し、政府の予防制御措置を宣伝する。いったん発病病例を確認したら直ちに発布、予防制御作業の透明度を高める」とし、「そして疫病予防治療の科学知識を押し広め、公衆の恐慌的気分を避け、科学的に予防制御に参与させ、予防制御作業を監督する。法律法規と国際規則に基づき、予防制御措置を着実に実施する」要求し、各方面の努力を通じ、人民大衆の健康権益を守り、正常な生産生活秩序を維持、国際金融危機に対応、経済の安定的でやや早い発展を維持、成長・民生・安定を守るために貢献する」と呼びかけた。  

 国務委員兼国務院秘書長の馬凱氏は座談会に参加した。

 
 
 

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