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鉄道は22日に一番のピークを迎える 上海駅で300人以上が夜通し持ち場を守る
2009 -1 - 22 17:15

 大晦日の夜の近づくにしたがって、益々多くの人が帰省を始めている。22日、鉄道上海駅は春節輸送の乗客の一番ピークを迎えて、延べ22万人を超える旅客を輸送する。きわめて寒く、列車を待つ旅客のために、上海駅は二つの大きい待合用雨テントをわざわざ用意した。一方で、300人以上の鉄道労働者、武装警察と公安も夜通し自分の持ち場にとどまり、駅の秩序を維持している。

      帰省の旅客:広場の雨テントが人心を暖める  

 上海の連日の曇雨のために、鉄道上海駅の広場の地面は、少し濡れて滑りやすい。二つの大きく白い雨除けテントの中で、大きな荷物と小さな荷物を持つ旅客がいっぱい押し合っていた。鉄道部門が今回専門に設置した列車待合雨テントは高さ7メートル、幅20メートルで、占有面積が600平方メートル。午後11時から翌日の午前2時の便に乗る旅客は、ここで列車を待つ。L7422次便・L7412便……雨テントが車便によって秩序が良く区別されている。    

 21日午後10時、外の気温は少し寒いが、テントの中は十分暖かい。駅に近い面を開け放つ以外に、雨テントの他の3面は、全部厚いカーテンで覆われている。列の一番前は欄干があり、発車する30分前に、鉄道従事者・武装警察・公安が一本の道を作り、専従者がプラットホームに導入する。   

 司美佳さんは、赤いダウンジャケットを着ていて、列の一番前を立っていた。発車まで3時間ぐらいあるが、ずっと欄干にもたれて、目の前の明るい駅舎を見ている。「正月を過ごすと、私は25歳になる」。たぶん早めに外で生計の道を図っており、司さんは同年齢の人に比べ年長に見える。閔行のある服装工場で縫製労働者で、工場は人員を削減せず、今週から休みが始まったという。

 予約切符を持って工場を後にし、司さんは午後4時ごろ南広場に到着した。「早めに到着すると、安心だ」。広場で雨を避けるところがないのを心配し、わざわざ雨合羽を用意した。「意外にも、ここには大きいテントがあった。人が多いと、全然寒くない」。司さんによると、以前は自分で列に並んで買ったが、今は工場で統一的に切符を予約している。また広場の外で列車を待っていたのに、今は保温のある大きいテントに入ることができる。「連続して数年、春節輸送で帰省しているが、今年はずっと寒いけれど、心の中は益々暖かくなっている」   

 一方、午前2時から午前5時までの車便の旅客は、地下待合室を手配する。外と比べてここの条件は良く、お湯の供給だけでなく、現場で医療ステーションなどもある。2階が全部で3000平方メートル近い。規定の車便以外に、またわざわざ雨雪の天気で専門に露天の旅客が休憩できる区域を開拓する。何時の車便にかかわらず、ここで待つことができる。      

鉄道従業者:休憩30分後にまた仕事だ   

 「大雨が降らず、神様に助けられる」。21日午後9時ごろ、鉄道上海駅旅客輸送主任の宋宝玉氏は、こう語った。ただ喉が少しかすれていた。統計データによると、22日の午前零時から5時まで、鉄道上海駅を出発した臨時旅客輸送列車の数が33便に達し、春節輸送以来の臨時旅客輸送列車便が一番多い1日である。5時間だけで、少なくとも5万人が上海駅から出発した。    

 大きいテントと地下駐車場を使い始め、それぞれの人々に役立つ措置については、専門家が管理する必要がある。毎年の春節輸送の時、広場で旅客以外に、一番多い人がつばの大きな帽子を被っている鉄道従業員である。今年の春節輸送から初めて、旅客輸送の作業場の四つの突撃隊、全部で65人、24時間命令を待つ。一方で、21日夜から22日朝にかけ、少なくとも300人以上の鉄道従業者・武装警察・公安が、汽車駅の各隅を夜通し勤務した。    

 大きいテントの片隅で、2人の鉄道従業者が「現場」で寝た。「彼らはもう24時間に眠らず、先ほど交替した。しかし、ただ30分間の休みしかなく、また仕事だ。夜明けになると大勢の客が来る。必要な人手ももっと多くなる」と、宋氏は言った。                             

(編集:葉頁)

 
 
 

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