現在、北京はまさに「地球村」となり、各国の選手たちが次々に到着している。それと共に、ここに多数の「外国村」が出現した。北京体育大学校内に、イタリア人に貸した区域があり、北京体育大学ホテルと校内訓練場の一部がイタリア選手団の競技期間の本拠地になり、「イタリアの家」と呼ばれている。
現在、イタリア競泳代表はすでに北京体育大学の「イタリアの家」に入り、他の種目の参加選手も徐々に到着の予定だ。金メダルの実力を持つイタリア女子バレーも、8月2日前後に入る予定。
イタリア人の食に対するこだわりは、中国人におくれをとらない。以前のオリンピックと同じように、またシェフのゾワウェイ・ワラリオ氏を同行させた。
イタリア選手団は今回4トンの食材を持ち込んだ。その中の牛肉、豚肉はすべてオーストラリアとニュージーランドから購入したものだ。チーズとパスタから離れることのできないイタリア人は、パスタ5種類とチーズ2トン、ほかに調味料を用意した。
ゾワウェイ氏の話によると、中国料理の作り方を勉強してみたが、食文化の違いで、理解が困難だった。「特に北京ダックが一番難しかった。何度も見たけどわからなかった」と語った。
(編集:トウ 思成)
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