中国共産党中央政治局は27日、北京オリンピックの最終段階の準備作業に関する会議を開いた。共産党中央の胡錦涛総書記が会議を主宰した。

　会議は、「北京オリンピック開幕まで後1カ月間余りとなり、準備作業は、最後の重要な段階に入った。中国共産党と各レベルの政府は、準備作業を真剣に行わなければならない。特色のある高いレベルのオリンピックを開くという目標を実現し、国際社会への約束を果たし、各国の選手と人々を満足させるオリンピックを開催するために、全力を挙げるべきだ」と強調した。

　会議はまた、「開幕式と閉幕式の準備に力を入れなければならない。オリンピックの安全確保を強化し、その面での国際協力を積極的に展開する。国際慣例に基づき、外国の記者にも取材の便宜を提供する」としている。

（中国国際放送局）