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呉伯雄氏が30日、大覚寺で地震犠牲者に哀悼
2008 -5 - 30 14:56

 中国国民党主席の呉伯雄氏が率いる国民党訪問団が、29日午前11時に東方航空MU2086便で北京を離れ、中国共産党中央台湾弁公室主任の陳雲林氏、常務副主任の鄭立中氏、中国共産党北京市委副書記の王安順氏らが、北京首都空港で見送った。午後1時頃、呉氏一行は上海虹橋空港に到着し、今回の大陸行きの3番目の地を踏み始めた。中国共産党台湾弁公室副主任の王富卿氏が訪問団に同行した。

「両岸直航はすぐ実現できる」

 連戦氏の後を継いだ2人目の大陸訪問の国民党現任主席として、呉氏一行は上海で熱い歓迎を受けた。空港を離れた後、呉氏一行は上海にある著名な台湾系企業である旺旺集団の総本部を見学した。呉氏は旺旺集団が多くの就職ポストを提供し、その公益事業に対する熱意を賞賛した。

 また、呉氏が明らかにしたところによると、海峡両岸関係協会がすでに海峡交流基金会に書簡を送り、海峡交流基金会の担当者を北京に招き、両岸の週末チャーター機・大陸居民の台湾観光問題について相談しており、企業界の直航に対する期待は「すぐ実現できる」という。

30日に大覚寺に赴き、地震犠牲者に哀悼

29日夜、中国共産党中央政治局委員・上海市委書記の兪正声氏が宴席を設け呉氏一行を歓待した。呉氏の30日のスケジュールは江蘇省・宜興の大覚寺に参拝し、四川地震の犠牲者のために哀悼して、30日の夜は上海で台湾ビジネスマンの返礼パーティーを受けることになるという。

 31日に、中国国民党大陸訪問団は上海から台湾へ戻り、今回の大陸行を終える。

(実習編集:王 燕華)

 
 
 

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