中国の曾培炎副首相は24日付けの新聞「人民日報」に文章を発表し、「中国はサービス業を国民経済の主導産業に発展させていく」と述べている。
曾副首相はこの中で、「ここ数年の間に、中国のサービス業は急速に発展し、去年、全国のサービス業の付加価値は9億6000万元に達した。今後、現代的な物流や、金融保険、環境保全など現代サービス業の発展を速めていく。また、先進的な技術を活用して伝統的なサービス業の改造を速めると共に、農村サービス業の発展に力を入れていく。計画に基づいて、2020年までに、サービス業の付加価値を国内総生産の50%以上に高め、サービス業の構造も一段と高度化し、就業者も大いに増加させていきたい」と述べている。
(中国国際放送局・日本語放送)
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