中国国際戦略学会の熊光楷会長は29日北京で、「ここ一年間、中国の国際戦略は前向きに発展してきた」と語った。
熊会長は、「今年、中国は諸大国との関係をさらに見直し、周辺諸国との関係を改善しつつあり、発展途上国との連携を緊密にしている。11月末までに、中国の軍隊は国連の18項目の平和維持活動に参加し、9040人の兵士を派遣した。中国は5つの安保理常任理事国の中で、派遣人数が最も多い国だ」と述べた。
熊会長はまた、「中国と諸大国や周辺諸国の間に一部の意見の食い違いがあるものの、適切に対応していかなければならない」と述べた上で、「台湾独立勢力が祖国の分裂活動を急いでいる。中国は最大の誠意を持って海峡両岸の平和統一を促し、いかなる人がいかなる名義や方法で、台湾を祖国から分裂させることを許さない」と強調した。
(中国国際放送局・日本語放送)
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