中国の胡錦涛国家主席は8日シドニーで、APEC・アジア太平洋経済協力会議の第15回非公式首脳会議に出席したロシアのプーチン大統領と、インドネシアのユドヨノ大統領と会談した。
プーチン大統領と会った際、胡錦涛主席は「中国政府は中ロ戦略協力パートナーシップの収めた成果を高く評価し、プーチン大統領とロシア政府が両国の協力を促すため払った努力を高く評価する。中国はロシアと共に努力し、合意した共通認識を実施し、政治的相互信頼を深め、実務的な協力関係を推し進め、両国関係の好調な発展を保っていきたい」と語った。
これに対し、プーチン大統領は、「共同の努力のもとで、中国との関係は史上最高のレベルに発展してきた。ロシアは台湾問題で中国側の立場を断固支持する」と語った。
インドネシアのユドヨノ大統領と会った際、胡錦涛主席は、「中国は平等互恵のもとで、インドネシアと探査開発や、クリーンエネルギーの利用、代替エネルギー、新しいエネルギーの開発などに関する協力を進めたい」と語った。
一方、ユドヨノ大統領は、「より多くの中国企業がインドネシアの社会建設に参加することを歓迎している。相互尊重の上で、両国の戦略的パートナーシップを発展させることを期待している」と語った。
(中国国際放送局・日本語放送)
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