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呉儀氏、広東視察、更なる対外開放の実施を強調
2006 -11 - 28 8:50

   中共中央政治局委員、国務院副総理の呉儀氏は最近、広東を実地視察し、全面的に科学的発展観を貫徹、実施し、外資利用の品質を高め、さらに対外開放を拡大すると強調している。  

  11月24〜25日、呉儀氏は広州で広東国際観光文化祭の開幕式に出席し、広州港南沙港、広汽豊田発動機有限公司を見学して、広東経済社会発展の好成績を十分に肯定し、同省による外資導入構造の改善、外資導入の品質、レベルなどでの有益な探索を高く評価している。中共中央政治局委員、広東省党委員会書記の張徳江氏などが随行した。  

  24日午後、呉儀氏は飛行機を降りたところ、広州港南沙港を訪れた。南沙港は米州、欧州、日本、東南アジア行きの便を就航しており、2005年はコンテナ取扱量が108万TEUに達し、今年は昨年より2倍増える見込み。湾岸都市は国際分業と提携に参加する中で、段々と重要な役割を果たし、国際産業移転を受け、国際貿易を進める橋頭堡となっていると、呉儀氏は指摘し、南沙港の開港によって、広州港は内陸港から海港への変身を遂げてきた。そこで、高い標準で建設し、広州の地域的中心都市としての総合競争力を増すべきだと強調している。

  呉儀氏は電子湾岸の建設をきわめて重視している。広州電子湾岸は、92の業務を展開しており、検査検疫、税関などをも収めている。「早くも2004年に、私は広州電子税関づくりのことを肯定し、全国で広州の経験を紹介、薦めている。引き続き探索し、よりよく、より多くの新しい経験を提供してほしい」と、呉儀氏はうれしく語った。広汽豊田発動機有限公司で、一部のコア生産技術の面で日本本社をも追い越したことを耳に入れて、呉儀氏は、科学研究者らが研究開発を工夫し、不断に製品の品質を高めるよう励ます。

  対外開放は中国の基本国策で、新しい時期に、より積極的な姿勢で世界に向かい、経済社会発展における対外開放の重要な役割をさらに重視し、開放で改革と発展を促進、対外開放、外資導入を真新しいレベルに上がらせると、呉儀氏は指摘した。  

   広東は改革開放の前衛という役割を果たし、対外開放においてリーディングの地位を固め続け、新しい経験を多く提供する。投資環境の改善を重視、法に基づき国内外投資者の法的権益を守り、着実に知的財産権保護を強化する。ハイテク産業、進んだ製造業と省エネ環境保護産業への外国投資を奨励し、国際的企業の中国での地域総本部、研究開発センターなどの設立を奨励すると、呉儀氏は強調している。                     

 
 
 

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