10月31日、「第3回中国―アセアンビジネス・投資サミット」で、上海市常務副市長の馮国勤氏は、現在、全世界的な発展の中で、区域経済一体化は、重要な趨勢になってきているが、国際的に重要な経済地域として、アセアンは、ますます重要な役割を果している。上海は、アセアンとの経済・貿易協力をいっそう強化していくよう希望しているとしている。
上海市対外経済・貿易委員会のデータによると、2005年、上海とアセアン10カ国の貿易額は220億ドルに達し、2000年より3倍増加し、年間平均増加率は30%以上となった。今年前8カ月、アセアン10カ国との二国間貿易額の増加率も20%以上に達したという。
現在、上海とアセアンは、経済・貿易領域で連動的な発展の局面になっており、双方の相互的な投資規模は絶えず拡大し、領域も絶えず広がり、協力が深く発展してきた。2005年末現在、アセアン10カ国の上海での投資プロジェクトは、累計で2860件となり、成約外資額は64.8億ドルに達した。同時に、アセアンは、上海企業の対外プロジェクトの請け負い、対外投資の重点地域の一つでもある。双方の投資は、紡織・アパレル、商業・小売、食品加工、自動車部品、不動産、国際貿易、農業、鉱業などの多くの領域に及んでいるという。
関連ニュース:http://jp.eastday.com/node2/node3/node15/userobject1ai26015.html
(編集:高冠毅)
|