科学技術部と国家食品薬品監督管理局は18日北京で、自国開発のエイズワクチンは第T相臨床試験を終了、49人の治験者全員に明らかな不良反応がなく、治験者の身体はHIV特異性細胞への免疫を示したと発表した。この結果によって、中国の開発したエイズワクチンは一定の安全性を備え、国際的な同種ワクチンと同等の効果のあることが分かった。
第T相臨床試験の治験者49人は、すべて成人(18〜50)で男性33人、女性16人。8組に分けられている。ワクチンを注射されてから15日後、身体はHIV特異性細胞に対する免疫の反応を示したことが結果で明らかになった。
科学技術部副部長の劉燕華氏は、第T相臨床試験の完成は、中国がエイズワクチン研究の分野で大きな進展を遂げたシンボルとして、将来の研究の土台を固めると語った。
(編集:劉瑩ショウ)
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