中国の呉儀副首相は29日、「中央政府はマーガレット・チェンのWHO・世界保健機関の事務局長立候補を全力を挙げて支持する」と述べた。
これは呉儀副首相が、香港特別行政区の前衛生署長で、現在は世界保健機関で伝染病問題を担当しているマーガレット・チェン事務局長補佐と会った際に述べたものだ。この席で、呉儀副首相は「中国政府は世界保健機関の役割を重視しており、世界保健事業の発展により大きな貢献をしたいので、マーガレット・チェン女史を中国からの事務局長候補者として推薦する」と述べた。
これに対して、マーガレット・チェン女史は、中央政府からの信頼と支持に対して感謝の気持ちを表すと共に、「当選できれば、世界保健事業に貢献するために全力投球する」との考えを示した。
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