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国務院新聞弁、『中国の平和的な発展の道』白書を発表
2005 -12 - 26 8:50

  国務院新聞弁が22日発表した『中国の平和的な発展の道』白書によると、中国の平和的な発展の道は人類が文明、進歩を求める中での新しい道で、中国の近代化達成での避けて通れない道で、中国政府、中国人民の選択、約束だ。 白書の全文が約1万2000文字。それは中国政府がはじめて中国が平和的な発展の道を歩む必然性、固い決意及びこの目標を達成するために講じる戦略方針、政策措置を全面的、システマチックに述べたものだ。

  白書によると、中国は確固として平和的な発展の道を歩むことが中国の国情に基づく必然的な選択で、中国の歴史、文化、伝統に基づく必然的な選択で、当面の世界発展の潮流に基づく必然的な選択だ。平和的な発展の道を歩むのは中国人民の根本的な利益に合致し、人類社会の発展、進歩の客観的な要求にかなう。 中国の発展は平和な国際環境を必要とする。数年来、中国政府、中国人民は平和的な国際環境の実現のために弛まない努力をつづけ、平和を愛し、進歩を求める国々、人民が共同で奮闘した上勝ち得た平和的な国際環境を大切にしている。

  白書は大量のデータを列挙し、中国が平和的な国際環境であげている建設の成果を展示している。中国の国民総生産が1978年の300ドル未満から2004年の1400ドル余りまで増加した。中国は世界の10%に満たない耕地で世界総人口の22%を占める人口の衣食問題を解決した。約2.2億人の中国人が貧困を脱却した。 中国の発展は世界を抜きにしてはならず、同様に、世界の繁栄も中国を必要とする。近年、世界経済の変動幅が増大している状況下で、中国経済が安定的、割合に早い発展を保ち、世界経済成長の希望、原動力になっている。

  世界銀行の発表によると、2000〜2004年、中国経済成長の世界経済への平均貢献率が約13%だった。 2001年12月から2005年9月まで、中国は毎年、5000億ドル近い商品を輸入し、関連の国?地域のために約1000万の雇用を創出する。今後数年間、中国の毎年の輸入額が6000億ドルを超え、2010年、1兆ドルを超える。それは世界経済成長をけん引することにプラスだと見られる。 恒久平和、共通繁栄の調和世界をつくることは、世界各国民の共通の願望で、中国の平和的な発展の道を歩む偉大な目標でもある。数年来、中国は平和、発展、協力の政策を徹底、独立自主の平和外交政策を続け、民主、調和、公正、寛容の精神によって、建設的な役割を活かし、各国と共に調和世界づくりの偉大な目標を遂げるよう努力していると白書は強調している。

   白書のデータでは、中国は国際原子力機関を含める130あまりの政府間国際機関に参加しており、「核兵器不拡散条約」などの267もの国際多国間条約に加盟、反テロ、軍需、不拡散、平和安定、経済貿易、発展、人権、司法と環境などで積極的に国際協力に参加している姿勢がうかがえる。 これまでに、中国はすでに12の陸地隣国と国境条約を締結しており、歴史上残されてきた国境問題を解決した。そして、110カ国と地域の機構に援助を提供し、計2000余件に達してきた。中国は44カ国の発展途上国の計198件、約166億元の対中債務を減免した。

  中国政府と中国人民は、中国はまだ発展途上国で、発展の征途で多くの困難と問題に直面していることを知っている。歴史の経験が証明したように、中国の発展問題を解決するには、根源から言えば中国自国に依存しなければならず、問題と矛盾を他国に転嫁せず、他国略奪を通し自国発展を遂げることはない。

  最後に、13億人の中国人が平和的な発展の道を歩む指針は、人類の平和と発展という偉大な事業のためにきわめて重要なプラス要素を添加することに疑う余地もない。今日、中国は平和的な発展の道を歩み、将来強大になっても平和的な発展の道を歩むと、白書は強調している。                  

 
 
 

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