呉儀・中共中央政治局委員、国務院副総理、中国知財保護チームリーダーは5日、中南海で省・部クラスの幹部と、知財保護座談会を開いた。代表の発言を聴取してから、呉儀副総理は以下のように述べた。
知財保護は中国の経済、社会が現段階まで発展してからの要求で、改革を深め、開放を拡大し、発展を加速させる需要でもある。各地区、各部門は指導を強化し、継続して知財保護の特別行動に取り組み、宣伝、教育を強化し、独自の知財を創造、実施、管理、保護する意識、レベル、能力をあげ、中国経済の持続的、急速、健全な発展を促進する。
知財保護は良好な貿易投資、公平な競争を維持するための客観的な需要で、投資のソフト環境を維持するための重要な内容だ。知財保護は革新奨励の前提、保障で、国際競争への参入の需要だ。
革新は一つの民族にとって繁栄、発達の終りのない原動力で、途上国が奮起して追い上げ、更に追い抜くための重要な経路だ。革新奨励は革新製品に対する奨励、革新製品に対する保護を含む。現段階、知財を重視するには、保護を通じ、知財制度を整備し、知財ルールを活用し、知財の創造、実施、管理の意識、レベル、能力をあげ、そうすれば、経済グローバル化のうねりに溶け込み、国際競争に参入できる。
呉儀副総理はまた、以下のように要求した。各地方、各部門はこれまでの作業を基に、更に責任をはっきりさせ、協力を強化しなければならない。各省(自治区、直轄市)は担当トップを当てる。知財保護の通報、公告、統計の制度を確立し、問題が深刻な地域を批判するだけでなく、担当の責任を追及する。法律執行を強化し、特別行動を徹底させ、同時に、宣伝、教育を強化し、知財保護の意識を増強する。企業、機関の知財保護を支持する。知財ルールを活用し、国際協力を強化し、共同発展を促進する。
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