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農業部:口蹄疫と鳥インフルエンザの状況発表
2005 -5 - 28 9:30

 中国農業部は27日午後、記者会見を開き、山東(さんとう)省や江蘇(こうそ)省などで流行した口蹄疫と、青海(せいかい)省・剛察(ごうさつ)県で感染が認められた鳥インフルエンザに関して、感染状況と現在までの対応策などを説明した。

 農業部獣医局の賈幼陵・局長によれば、口蹄疫は4月上旬に山東省・泰安(たいあん)市と江蘇(こうそ)省・無錫(むしゃく)市でアジア1型の発生が確認され、5月13日、国連食糧農業機関(FAO)と国際獣疫事務局(FAO)に報告された。  

 5月上旬には新疆ウイグル族自治区と北京市・延慶(えんけい)県でも流行し、新疆で75頭、北京で252頭の牛が感染したため、屠殺、消毒などの措置がとられたという。  

 また、青海省で渡り鳥の一種であるハイイロガンの死骸から鳥インフルエンザウイルスが発見されたことについては、26日までに野鳥など1000羽以上が死んだと報告。周辺地域と渡り鳥の移動経路などでの消毒や、家禽類へのワクチン接種など、感染防止のための緊急措置をとったという。

 
 
 

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