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中国対外貿易輸出、構造的不均衡に警鐘を鳴らす
2005 -4 - 21 9:00

  傅自応・中国商務部部長補佐は19日、広州中国輸出商品取引会で新華社記者の取材を受けた際、目下、中国対外貿易分野は安定的な態勢を保つ一方、高度成長に伴う構造的不均衡問題に警鐘を鳴らした。

  傅自応部長補佐によると、昨年、中国対外貿易は著しい成果を収め、輸出入総額は初めて1兆ドルの大台を突破、世界第3位に躍進、今年第1四半期引き続き穏かな態勢を保ち、輸出入総額成長率は34%に達した。

 しかし、対外貿易分野、とりわけ輸出分野に存在する問題も表面化となり、高度に注目すべきだ。 また、当面、最もひどい問題の一つは中国輸出商品の中で物資高消耗・ 高汚染・エネルギー高消耗製品の占める割合と伸び率が比較的高く、製品付加価値が低く、資源消耗が多く、科学的発展観と合致しない。次に知的財産権のある製品とブランド品が少なく、国際貿易市場における比較的利益が大いに引き上げられる余地がある。第3に在来市場に依存し、新興市場の開拓に努めているが、成果はあまり明らかではない。第4に貿易方式は構造的不均衡を現わし、加工貿易の占める割合が50%超、依存度がきわめて高い。

  なお、これらの問題は産業のグレードアップ、モデルチェンジ、ブランド品生産企業の成長および国家戦略からの支持を通じて解決される。目下、商務部はブランド戦略を含む一連の措置を講じ、エネルギー高消耗・物資高消耗・高汚染商品輸出の大幅増などのような焦眉の問題が議事日程に上っているという。

 
 
 

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