日本文学の最高賞――「芥川文学賞」で歴史上最も若い受賞者である、1983年生まれの日本人作家・金原ひとみさんは、代表作が『蛇にピアス』で、上海訳文出版社で出版された。13日に開かれたシンポジウムで、若い作者と学者のこの作品について意見はバラバラだった。学者の間には、この小説はやっかいな社会環境やエロチックな描写に疑って、作者は単純ではない反逆少女のはずだという意見があった。　

　『蛇にピアス』はスプリットタンに嵌められ、舌を二つに割った女の子RUYIと二人の男の子のラブストーリーとして描かれた。この作品は話題になり、130回目の芥川賞受賞作品として大ヒットし、『The Sorrows of Young Werther』日本版と呼ばれる。作家の村上竜さんは、『蛇にピアス』はレアで、最近の勝手気ままな若者が珍しく表した純粋な情感を描くものだと評価した。

（編集：鄒トウ）