上海万博カウントダウン1年の熱い雰囲気の中で、上海市民は得難い文化ディナーを迎えた。「中華知恵の文化符号」と呼ばれた「大三国志展」帰国報告展示会が、昨今上海図書館で開幕した。
全国人民代表大会常務委員会教育科学文化衛生委員会元副主任の楊海波氏、党中央組織部元部長の王照華氏が開幕式に祝賀の手紙を送った。
上海市政治協商会議元副主席の朱達人氏、文化部市場発展中心党委書記・副主任の陳興保氏、党上海市委宣伝部秘書長の何継良氏、中国文物交流センター副主任の楊陽氏、上海市文化放送管理局党委書記の陳燮君氏、上海市対外文化交流協会副会長・秘書長の鄭家尭氏、夏征農民族文化教育発展基金会理事長の夏暁梅氏らが開幕式に参加し、テープカットし挨拶した。
ある女性の観衆が、書道作品の前に立つ
子供の観衆たちが、真面目に展示品を見物
観衆たちが、展示された文物に深く引き付けられ
展示会で展示された三国志の人物の泥人形
展示会で展示された東漢の陶磁器彩色人形
今回の展示会は中国文物交流センター、夏征農民族文化教育発展基金会と上海市対外文化交流協会が共催したもので、13日から5月17日まで、対外公開展示する。その後、湖北・安徽・北京・四川などでも展示される。「大三国志」展示会の3年間の準備期間で、中日両国の専門家は中国国内の70以上の古跡と34の文物博物単位を訪ね、多くの収蔵品から117の三国の歴史に関わる文物を選び出した。この展覧は、2008年に日本の七つの地方で展示した時に、空前の盛況ぶりで、広く好評を博した、観衆の人数は100万人を突破し、日本で「三国志ブーム」を起こしたという。
中国文物交流センター副主任の楊氏によると、「『大三国志展』が、日本で開催に成功したことは、両国人民の相互尊重と民族文化への関心という良い伝統を体現し、相互の深い友情をより深くした。これは中日の相互理解の促進と、日本国民の中国への親近感を盛り上がらせることにおいて、巨大な社会的効果を果たした」という。
(編集 王ロヨウ)
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