新華社東京発　

　劉鵬・中国国家体育総局局長は１６日、河村建夫・日本官房長官と会見して、体育で中日関係をさらに増進させていく期待を寄せ、五輪招致を目指す東京がアジア諸国から支援を受けると示した。 　

　その日の午後、日本首相官邸での会見では、劉鵬局長はまず、北京招致および四川震災地にタイムリーな支援を提供していた日本政府、日本社会各界と日本国民に感謝の意を表した。北京五輪の開会式では、日本選手団は、中日両国の国旗をもって入場して、中国人民への日本国民の友好を表した。今後、体育界が交流を増やし、中日関係の更なる発展に寄与するよう劉鵬局長は期待している。 　

　２０１６年夏季五輪招致を目指す東京に対して、劉鵬局長は、もう東京の五輪施設会場の建設用地を見て、日本政府と国民の五輪招致の決意と頑張りを感じた。東京は立派な五輪を開催する能力をもっており、招致はアジア諸国から支援を受けられるとした。 　

　河村建夫官房長官は、妻を連れて北京五輪の開会式を見て、心を打たれたと述べ、北京五輪の円満な成功を祝った。 　

　劉鵬一行は、日本外務省の招きに応えて訪日する。新潟県に向かって日本第６４回国民体育大会の準備を見学する予定だ。