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「上海市南匯桃源児童家庭保育サービスセンター」教学棟が開校=日本側援助
2009 -2 - 5 11:08

 2009年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「上海市南匯桃源児童家庭保育サービスセンター改修計画」による教学棟の開校式が5日午前、上海市南匯で行われた。

 同センターは、児童福利院に預けられた孤児のうち障害のある孤児(脳麻痺、知的障害等)のリハビリを目的としている。障害のある孤児は、センター周辺の家庭に預けられ、家族同様の生活を送りながら、同センターにリハビリのために通っている。

 同センターは、1階が脳麻痺児童のリハビリセンター、2階が知的障害者及び身体障害者のリハビリセンターとなっているが、案件実施以前に使用していた建物は築後20年以上が経っており、老朽化が著しく、3階の教室は使用できない状況で教室が不足していた。また、屋外に1つしか無い一般仕様のトイレは、障害児の使用に適していないため、困難が生じていた。

 日本側の援助により、センター在籍中の219人の障害児に直接裨益するとともに、障害児への援助を実施することにより、障害者政策への関心を高める事で、間接的に広く社会に裨益する。

 上海市慈善基金会の陳鉄迪理事長や在上海日本国総領事館の横井裕・総領事、佐々木明彦・領事らが開校式に出席した。

(編集:章坤良) 

 
 
 

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