日本の芸能人の慎重さは中国マスコミにも知られているが、ラルク・アン・シエル(L’Arc〜en〜Ciel)のような慎重な芸能人は多くない。儀礼的なやり方も使わず、直接に「NO!」と断った。さらに、もう一つ聞きたい質問を待たずに、「すみませんが、質問数は終わった」と笑いながら言った。17日午後、上海に到着したばかりのラルク・アン・シエルは泊まったホテルで、『新聞晩報』の記者にインタビューされた。取材の質問リストで、日本側仲介者はコンサートと新アルバムと関係ない質問をカットし、さらに、言葉少ない4人の取材で、記者の質問を数回断った。
記者:歴史の長いバンドとして、メンバー間の仲はどう維持するか?
L’Arc〜en〜Ciel:相互に謙遜で、バランスを取るように、相手の意見を聞く。
記者:芸能界の急速な新陳代謝に対し、圧力を感じるかどうか?
L’Arc〜en〜Ciel:すこしも圧力を感じていない。
記者:「ロックバンド」の地位をどう維持しているか?
L’Arc〜en〜Ciel:若いバンドを切り捨て、頭を上げるチャンスを与えない。そうですね。切り捨てる!
記者:4人はそれぞれ1人でもうまくやっていく経験があるが、再びの提携に役立つことがあるか?
仲介者:すみませんが、これは答えない。
記者:音楽創作以外に、芸能界のその他の方向に発展しようと考えたことはあるか?
L’Arc〜en〜Ciel:考えたことはない。
仲介者:それに答える必要はない。
記者:中国でのファンは多いが、最も魅了させるところはどこにあるか?
L’Arc〜en〜Ciel:もちらん、かっこういいが、音楽が良くなければ、一緒に17年にいることはない。
記者:今年、X-Japanも上海でコンサートを開く予定だが、彼らをどう評判するか?圧力があるか?
仲介者:この質問には答えない。今日は、L’Arc〜en〜Cielの音楽だけ話すことになっている。
記者:他人と比べたくないことは、自分の音楽が唯一なものだと思っているか?
L’Arc〜en〜Ciel:いずれの人は作曲できるし、自分が好きな音楽を作る。他人の状況によって、変わるものではないが、他人の音楽にも関心を寄せないから、比較することができない。
記者:2005年の上海のコンサートは室内で開催されたが、今年は室外で開かれる。何か違いがあるか?音響効果を心配しているか?
L’Arc〜en〜Ciel:着いたばかりで、現場を見ていないから、答えられない。
仲介者:どうも、質問数は終わった。
(編集:曹 俊)
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