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南京大虐殺記念館参観者、初日に8万人超(写真集)
2007 -12 - 14 10:10

  南京市の「南京大虐殺記念館」は13日の再オープン初日、開館前から地元市民らが長い列をつくった。初日の入場者数は8万人を超えたという。

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 同日、南京で、旧日本軍による南京大虐殺70周年の記念式典を開き、30万人以上の犠牲者を悼むと共に、「南京和平宣言」を発表した。

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 1937年12月13日、中国を侵略した日本軍は南京を占領し、6週間にわたった虐殺を行なった。その中で30万人の中国人が殺害された。

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 「南京平和宣言」では、歴史を歪曲する行為や、戦争と暴力、テロリズム、一般庶民の命や財産を脅かすいかなる行為にも断固反対するよう人々に呼びかけている。

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 600人余りの外国友人が悼み式に参加した。そのうち、日本人が一番多く、400人余りいた。中日両国の10あまりの寺院から来た200人の僧侶や、仏教徒、及び100人あまりの南京大虐殺の生存者はこの日、南京で、国際平和法会を開催し、30万人の中国人犠牲者を悼んだ。

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 中国外務省の秦剛報道官は同日、「中国がこの日を記念するのは、歴史を鑑みにし、未来に向け平和を大事にするためだ」と強調した上で、「中国政府は、歴史を鑑みにし、未来に向かうという精神に則って、日本との長期的な善隣友好協力関係を発展することを主張している。この精神が中日関係の発展の歴史を終始貫くことを、中国政府は希望している。双方が歴史から教訓を絶えず汲み取ることを通じて、両国関係の良好な勢いを大事にしていく。そして、中日の世代友好、共同発展のために、ともに努力していく」と述べた。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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