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初めての中日経済ハイレベル対話、12月1日に北京で開催
2007 -11 - 23 9:18

 中国商務部報道官は21日、中日両国首脳に確認されて、初めての中日経済ハイレベル対話が12月1日に北京で行われると発表。  

 中日経済ハイレベル対話メカニズムは今年4月に温家宝総理が訪日期間、日本首相だった安倍晋三氏と話し合って発足した仕組みで、主たる任務は、一、両国経済発展戦略とマクロ経済政策を交流し、相互理解を増進させる。二、部門間の経済協力の件を協議し、協力中の重大な関心事を討議する。三、重大な地域・国際経済問題についての政策交流を強化、両国のより広い協力を促進すると、報道官は指摘する。  

 双方首脳の重要な合意を貫徹するために、初会合は「協力・共勝ちと調和発展」をテーマに、戦略的な高さに立って、どう努力して共同で貿易経済分野の戦略的な互恵関係を構築、中日経済の共通発展、共同繁栄の目標をとげるかを討議する。曽培炎副総理は基調演説を発表し、対話はマクロ経済、省エネ・環境保護協力、貿易投資協力、地域と国際協力という4方面をめぐり進むという。  

 昨年以来、中日関係は正常な軌道に乗り、貿易経済関係は互恵・相互補完、互恵・共勝ちの良好な協力の局面になった。2006年は中日貿易総額が2000億ドルを突破した上で、今年1〜10月に、両国貿易は増加の勢いが続く。輸出入総額は1918.9億ドルで、同期比14%増え、日本は中国三位の貿易相手の地位を続ける。日本側の統計によると、中国は米国を抜いて日本最大の貿易相手になっているという。今年10月末時点、日本の実際対中投資は607.8億ドルに達し、中国二位の資本輸出国となった。  

 報道官によると、今年は中日国交正常化35周年で、中日経済ハイレベル対話の開催は、中日経済協力メカニズムがハイレベルに向かう現われで、中日関係改善と増進の積極的な成果でもあり、さらに中日の戦略的互恵関係を促し、両国関係の良好な展開を促す。  

 11月20日、温家宝総理はシンガポールで福田康夫・日本首相と会談し、両国首脳は共同で12月1日に北京で初めての中日ハイレベル対話を行うことを確認した。  

 ケ建超・外交部報道官は20日の定例記者会見で、初めての中日経済ハイレベル対話では中国側の曽培炎氏が、日本側は高村正彦・外相が先頭に立つと発表した。

 
 
 

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