神戸の南京街は、横浜・長崎の中華街と並ぶ、日本三大中華街の一つだ。
3日間にわたる世界華商大会が開催された際に、南京街は、世界華商大会を祝う雰囲気に包まれていた。
南京町は東西の長さ200メートル、南北の長さ100メートルで、120年の歴史があり、神戸港開港の年と言われている。当時在日中国人たちの多くが元町の南エリアに住居を構え、付近に料理屋や洋服屋、豚肉屋、漢方店など様々な商店を開店させた。
1920年代頃には、「南京町に行けば何でもある」と言われるほどの品揃えで賑わいを見せ、全国各地から買物客が訪れたというから、その活気たるや相当のものだったに違いない。
南京町を訪れる代表の一人である陳永石氏
1970年を期に現在の南京町の基礎づくりがスタートされた。ほどなくかつてを上回る繁栄ぶりを見せた南京町。
(章坤良 写真も) 水
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