中国外務省の秦剛スポークスマンは30日、「日本側が日本外交官の自殺事件を利用して中国のイメージを損ねたことに中国側は憤りを覚えている」と述べた。
日本の上海駐在領事館のある館員は2004年の5月自殺しましたが、日本外務省のスポークスマンはこのほどこの自殺事件について、「背景には、現地の中国側公安当局関係者によるウィーン条約国の義務に違反するとみられる遺憾な行為があったと考えている」と言明し、中国側を批判している。
また、このスポークスマンは、「事件発生直後から今日に至るまで、中国側に対し事実関係の究明と抗議をしている」としているが、秦剛スポークスマンはこれについて、「この事件の性質については、中国と日本双方がすでに結論を下した。しかし1年半経ったいま、日本側はまたも事件を持ち出し、はては死者の自殺を中国側の高官と結びつけているが。これは完全に下心をもつ行為である。中国側は、日本政府が中国のイメージをそこなう卑劣な行為に憤りを覚えている」と述べた。
(CRI)
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