ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>上海
 
上海「大浦東」:1+1>2
2009 -5 - 19 11:32
 南匯区が浦東に合併され、新しい「大浦東」になったことは、「足し算」ではなく、「掛け算」だと思われる。上海「二つのセンター」(国際金融センターと国際運輸センター)整備と浦東新区総合関連改革を促進する重要な措置とされる今回の合併で、「大浦東」は上海これから10〜20年の発展における最重要な成長地区になると専門家らが指摘している。

 合併前の南匯と浦東はそれぞれの優位を備えている。浦東は改革開放の先頭で、政策集中と産業集積インパクトがもっとも著しく、陸家嘴金融シティの建設も盛りを迎えている。南匯も上海一を誇る187平方キロメートルを超えた計画産業用地があり、洋山深水港の「第一奥地」と浦東国際空港の「出発点」。一方、これまで行政空間が一致しないため、大型プロジェクトの獲得で協力できなく、「二つのセンター」整備も難航した。今回の合併により、優位の相互補助で、上海の「二つのセンター」整備に「一体化」された舞台を作り出している。

 物理的空間の拡大は、浦東政策の適用範囲の拡大でもある。2005年国務院が批准した浦東新区でおこなわれてきた国家総合関連改革により、「先行、試行」が浦東の使命とチャンスとなっている。合併前の浦東新区は、面積533平方キロメートル、人口194万人、2008年のGDPは3151億元。南匯区は面積678平方キロメートル、人口74万人、08年のGDPは548億元。これまでの浦東の面積算出率は南匯の7倍よりも多く、もし、南匯も政策の活用などで追いかけ、「掛け算」をうまく使えば、「大浦東」のこれからの発展は大変すさまじいものになると期待される。

(上海・浦東  編集:QJ)

 

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください