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上海の通信基地の基準は「国家基準」より厳しい 党・政府機関が率先して支援
2009 -5 - 15 14:08

 第三世代の移動通信(3G)技術の要求に応じるために、上海市は約三割の公用移動通信基地を増加することになる。上海市の残る全基地と新た増加する基地の電磁放射の基準は、全部国家基準より厳しい。14日開かれた上海市ラジオ管理局ラジオ通信基地建設作業促進会議で明らかになった。  

 会議では、上海市の通信基地の基本情況を通知した。現在、上海市には中国電信・移動・連通が室外基地を、計4700カ所以上を設け、無線信号の室内分布システムが5200カ所である。3G通信の技術要求によると、上海市の現在の室外基地の数が足りないため、三分一の基地を増やす見込みだ。  

 一部の市民の「基地がもたらす放射は健康に影響がある」という心配に対して、上海市ラジオ管理局は、上海市の残っている全基地と新た増加する基地の建設基準は全部国家基準より厳しいと強調した。念のために、4月3日、上海市電信委員会・市ラジオ管理局が関連テスト機関を依頼し、上海市のTD基地の電磁放射の環境への影響を再分析・評価した。徐匯・普陀・松江・青浦などの区の68カ所のTD発射塔の電磁放射の現場テストを行った。結果はすべて国家が規定した一級基準(一番厳しい基準)に合っていた。市民の不安を、さらに取り除くために、党上海市委員会・上海市政府は、上海市の機関と企業・国家機関が屋上を開放するよう呼びかけ、基地の建設を支援した。現在、浦東新区政府・徐匯区政府・松江区政府・普陀区人民裁判所・上海市科学会堂など30以上の機関のビルは率先して屋上を開放した。  

 昨年末までに、上海市は3779のTD基地(その中には、1908の発射塔?1871の無線信号室内分布システムがある)を開通した。新た開通したTD基地は、全部国家一級基準によってデザインと建設し、電磁放射はすべて国家と上海市の規定した基準より低い。また、すべての新たに建設する基地の場所選びは厳しい報告と審査手続きを行った。

                         (編集:葉頁)

 
 
 

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