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晴としばらく別れる 上海の16日は暑く雷雨があるかも 来週の最高気温は26℃止まり
2009 -5 - 15 13:04

 上海は慌しく「夏入り」したが、神様もきちんと準備していなかったのか、今年初の高温が現れた後、気温は急に下がった。上海市気象局が14日提示したデータによると、上海市区の最高気温は26.5℃だ。少し曇った空で、涼しさは街の天気テーマになった。「夏入り」は早かったが、気温がついて行かず、夏を想像することができない。しかし、気象専門家の原因について解釈によると、今年が早い夏になったのは、雨帯が北に傾いたからだ。天候変化の趨勢から見れば、高温・酷暑は増水期の後に現れると言う。  

 上海のここ数日の気温変化に対して、「本当に暑い日は、まだ始まらない」と、上海市気象局の専門家は語った。6日に「夏入り」したが、確かに歴史的に稀な早い夏だった。月曜日の上海市は35.3℃となったものの、現在は亜熱帯高気圧が上海市はまだ上海を完全に覆ってはおらず、上海市の高温は、瞬く間に消え去る。今後数日、天気は日に日に涼しくなるという。  

 データによると、14日の昼、上海市の気温は17.6℃から上がらなくなった。天気が曇、午後に一部地区ではにわか雨が降り、午後の最高気温は結局26.5℃に留まった。外では、薄着の半袖夏服はもう心地良い感じとはならず、逆に多数の市民は脱いだばかりの長袖に着替え、街はまた晩春に戻るようだった。  

 「早めに『夏入り』したが、一番大きい欠陥は人の感じと違う点だ」と、専門家は言う。夏は高温が絶えないという印象だが、今年の夏は突然過ぎたので、大気の環流はその状態にない。人の予期と天候の実際の変化の間に、明らかなギャップがある。   

 同時に、中央気象台首席予報者の孫軍氏は、早夏の原因について、今年の上海・南京・長沙などの都市は次々と20日ぐらい早めに「夏入り」を発表し、それが近日の雨帯の北に傾いたことに関係するという。一般的に、我が国の4・5月の降雨は基本的に華南の一帯で、6月の中旬・7月の上旬になると、揚子江の中・下流が再び雨期に入る。しかし、最近、我が国の雨帯が北に傾き、元々雨帯である南方地区が高気圧に抑えられ、空気の沈下・増温となり、日光が強く、気温の上昇が比較的明らかという状況を招いたという。

                             (編集:葉頁)

 
 
 

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