中国は現在、世界で乳癌の発病の増加が一番速い国である。乳癌は、上海市の女性の癌の中で発病１位の悪性癌になった。専門家によると、３５歳は「ピンクキラー」を誘発する一番危険な時期となっている。 　

　夜更かし残業・適当でない美容で女性ホルモンを含んだ化粧品を付けすぎる・焼き物の過食・過度の肥満などは、すべて乳癌の発生を誘発する可能性がある。その他、揚げ物の過食・煙草の過度の吸引・過度の飲酒なども乳癌の発病率を増やすかもしれない。瑞金病院乳腺疾病診療センター副主任の李亜芬教授の分析によると、我が国の乳癌の発病率は年々上昇している。 　

　「乳癌の発生は１日で始まり、１日で表れるのではなく、一つ一つ積み重ねた結果だ。３５歳から、危険期になる！」と、李教授は言う。特に月経の始まりが早く・閉経が遅く・一生お産をせず・女性ホルモンを濫用し・高齢で出産し・家族に乳癌の患者がいて・片側の乳腺に癌があった人は、すべて乳癌になりやすい人々だ。 　

　同センター主任の瀋坤?教授は、仕事のプレッシャーが大きく、バランスのない飲食をする、多くの２３歳―３５歳の都市女性ホワイトカラーの乳腺良性疾病の発病率は、絶え間なく上昇している、と警告している。 　

　乳癌予防の面で、李教授は合理的な出産計画を提唱し、遅くとも３５歳を超えない方が良いと言う。乳酸菌を含んだ食物を多く摂取する。例えばヨーグルトなどである。その他、ビタミンＡ・ビタミンＤを含んだ食物ももっと食べる。専門家は、毎日豆乳を飲むことが乳癌の予防に役立つとしている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（編集:葉頁）