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上海市公共衛生応急指揮センターが、発足
2009 -2 - 14 13:30

 突発性の公共衛生事件・疫病蔓延をコントロールする「司令部」と呼ばれる上海市公共衛生応急センターが、13日に発足した。上海市政府が1億元を投資し、3年間で建設する「突発性公共衛生事件応急情報システム」プロジェクトも同時に起動し、同センターの情報伝送を確保する。副市長の瀋暁明氏が、発足式に出席し、発言した。    

 同プロジェクトは、600の公営衛生機関の情報ネットをつなぎ、20万社の企業に対し衛生情報化の監督・管理をし、5万人の衛生公共従業員の日常生活を支える。同システムの起動によって、上海市は直ちに各種の突発性の公共衛生事件を処置できる。事件が発生する前、全市の公共衛生リスク監督管理と早期警報を実現できる。事件が発生した際、疫病大流行制御処置システムを利用して各関係業務部門の情報システムと連動でき、通信システムを利用して指揮・管理できる。事件発生後は、部門の職責によって事件の回顧と展示を行うことができる。   

 また、同センターは疫病報告と監督・管理早期警報の面では、中国衛病予防コントロールセンターと連動し、人間の罹る鳥インフルエンザ・原因不明の肺炎・手足口病など78種の伝染病をカバーし、全国で最初に病例報告から患者管理・業務処置・総合展示・予測警報など全方面の伝染病予防コントロール情報化管理を実現する。衛生監督の面では、同システムは全市5万カ所以上の公共場所・1万社以上雇用単位・5千カ所以上の医療機関を含めた「1戸1ファイル」電子ファイルによる計8万件以上の電子ファイルを作り、上海が全国的に率先して、全方面のデジタル化現場衛生監督と法による管理を実現する、という。

(編集:兪静斐)

 
 
 

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