東方ネット18日付ニュースによると、上海市気象局がこのほど2008年の上海の重要な天候災害を発表した。濃霧・低温雨雪・梅雨・雷・特大豪雨と秋の連続曇雨など六つの重要な天候災害があり、その中で多くのデータが歴史的な極値に達していた。
濃霧のため交通渋滞:昨年1月7日から11日まで、上海地区で間断なく濃霧が現割れた。時間が長く、範囲が広く、可視度が悪いため、水上輸送・民用航空・道路など交通部門にひどい影響を引き起こした。
低温30年で最低:1月中下旬から2月初めまで、上海は低温雨雪の寒い天気に襲われた。強さ・持続時間の長さ・経済社会と市民生活にとっての影響の大きさは、上海の歴史上珍しい。全市の1月下旬から2月上旬までの平均気温は、平年と比べ2.1から2.9℃低く、平均最高気温が3.4から4.6℃低く、ここ30年の最低値である。
梅雨が強くて長い:昨年、上海は6月7日に梅雨入りし、7月5日に梅雨明けした。梅雨期間の降水が頻繁で、降水の強度が強い。徐家匯の観測ステーションでの梅雨の雨量は390.5ミリメートルに達して、平年に比べて6割も多い。1999年以来梅雨の持続時間が一番長く、梅雨の雨量が一番多い1年だった。
雷雨の日数が一番多い:昨年の8月、上海は合計13の雷日となり、2000年以来雷の日数が一番多い1月だった。その中で12日から20日までは、強い対流の天気が9日連続して現れ、1976年以来連続雷日数が一番長かった年となった。
百年ぶりの豪雨:昨年8月25日の明け方、上海市の一部の地区で、百年以来一番強い雷雨があった。徐家匯気象ステーションで1時間の雨量が117.5ミリメートルに達し、気象局の気象記録がある130年以上で最高となった。
曇雨の雨量が一番多い:昨年10月下旬から11月上旬まで、上海は連続曇雨の天気となった。徐家匯観測ステーションでの10月下旬から11上旬まで雨量が113.8ミリメートルに達し、平年同期に比べ2.2倍増となり、1991年(122.3ミリメートル)以来の同期の歴史的な記録を更新した。
(編集:葉頁)
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